ナイキの新作シューズ『ヴェイパーフライ エリート フライプリント』の新しい転売対策がすごい

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マラソンランナーにとって憧れの同シリーズの新作シューズ『Nike Zoom VaporFly Elite Flyprint(ナイキ ズーム ヴェイパーフライ エリート フライプリント)』が、3月4日(月)に 『NIKE HARAJUKU(ナイキ 原宿)』 発売され話題を呼んでいます。

昨今、バスケットシューズやランニングシューズなどのスニーカーは「スニーカー投資」と称され、世界的に転売の対象となっています。過去には、150万円の値がついたスニーカーもあるほどです。

この記事では、それらに対して、ナイキ側が行った新しい販売戦略と、実際に購入したすごい方々を紹介していきます。

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『ナイキ ズーム ヴェイパーフライ エリート フライプリント』とは?

ナイキ ズーム ヴェイパーフライ エリート フライプリント

ランナーにとって憧れの同シリーズ。

ナイキ ズーム ヴェイパーフライ エリート フライプリント』は、マラソンの世界記録(2時間1分39秒)を持つキプチョゲのフィードバックをもとに開発されたシューズだ。

機能的な3Dプリントを活用したアッパーを搭載し、通気性を高めることによって、雨天のときでも水分を吸って重くならないように設計されている。

Nike – Introducing Nike Flyprint

3Dプリンターを活用し形成されたアッパーの表面は、TPUフィラメントを使用しているため艶やかな光沢ががあり、金属的な繊維となっているのが特徴だ。

参照:NIKE NEWS

海外での販売数や値段は?

昨年、シカゴでは、シカゴマラソン大会に合わせて50足が販売された。値段は、600USD(現在の日本レートで¥6,6000円)となった。

手に入れた方のツイートを見ると、その喜びがうかがえる。

日本での販売数や値段は?

日本での販売数は、わずか31足。値段は、¥81,000円(税込み)。販売サイズは、24cm、25cm、26cm、27cm、28cm、29cm、30cmとなっている。

ただでさえランナーに人気がある同シューズ。値段もさることながら、そのわずかな販売台数はプレミアな価値がつくことは間違いない。

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購入できる人の条件がすごい

ナイキのランニングシューズ

今回、注目すべきはその厳しい購入条件にある。

[応募条件]
2017年3月3日以降のレースで下記の結果を残し、 またそれを次項の方法で証明できる方
男性:「フルマラソン 3時間00分00秒以下」
女性:「フルマラソン 3時間30分00秒以下」NIKE公式より

つまり購入者は、1年以内のフルマラソンで、男性は3時間以内、女性は3時間30分以内の記録を所持している方に限られているのだ。

上記を証明するため、同シューズの購入希望者は「身分証明書」と「記録書」を提示しなければならない。

実際に購入した人たちがすごい

Eliud Kipchoge training

さらに、今回の新モデル発売に伴い、ナイキはもう一つの条件を追加した。

[販売方法]
応募頂いた方の全員の申請タイムを集計し、商品のサイズごとにタイムの速い順から優先購入権を付与いたします。NIKE公式より

つまりこれは、「足がいもの順に売る(fast come first served)」という意味である。

そして驚くべきことに、6人が当選した26cmのうち5人のタイムを見てみると、2時間10分から2時間24分の間にひしめき合うという結果となっていた。

ということは、同シューズ(26cm)を購入するためには、フルマラソンを2時間半以内で走り切らなければならないのだ。

購入者にはあの東京オリンピック候補選手も

以下のツイートを見ていただこう。

前日に東京マラソンを走ったばかりの佐藤悠基選手(左下から6番目)や、山岸宏貴選手(左中断から5番目)らの名前があることが分かる。

プロのランナーも参加するこういった販売方式で、私たち一般人や、転売を目的とした方々が手にするのは容易ではない。

山岸選手のTwitter

ナイキ側としては転売を防ぎ、本当にシューズを必要とするランナーに届けたい」という狙いで、今回のような販売戦略を行った。

筆者自身は転売をしたことはないのだが、転売はある種のビジネスとして成立していると考えている。しかし、快く思っていない人が多くいるのも確かだ。

クリアしなければならない問題はまだ多く残っているが、今後もアイデアのある取り組みを期待したい。

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