3分でできる!「先史の世界」のテスト対策問題【高校世界史B】

2022.02.27 11:00desk

study/世界史B/高校/テスト対策

ラスコー壁画-クロマニョン人-新人-先史時代-世界史B

ラスコーの洞窟画©Public Domain

先史の世界

詳説世界史 山川出版準拠 p10~13

人類は農耕と較蓄を開始し、新石器時代にはいった。それとともに 人類の文化は急激に変化・発展し、いわゆる文明への道程を歩むようになる。

高校で学ぶ世界史B「先史の世界」の重要語句をまとめ、問題にしました。テスト対策や受験勉強にご活用ください。

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3分でできるテスト対策シリーズのやり方
高校世界史のテスト対策を3分でできるようなページをつくりました。このページでは、その構成とやり方を簡単に説明していきます。

はじめてのご利用の方は学習方法ページを一度お読みください。

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先史の世界

人類の誕生

直立二足歩行を特徴とする人類が生まれたのは、現在から約700万年前のアフリカだと考えられています。人類がはじめて地球上に登場してから、文字を発明して歴史を記録に残すようになるまでには、きわめて長い年月が必要でした。人類が誕生し、歴史の記録がはじまるまでの時代を先史時代せんしじだいと言います。先史時代のあいだに、人類は 猿人原人旧人新人へと進化しました。 

テストに出る問題

1)文字がなく、歴史が記録されていない時代を何というか?

先史時代
【解説】先史時代の後、文字で記録されるようになった時代を歴史時代という。

2)人類の登場を古い順に並べなさい。

猿人・原人・旧人・新人
【解説】
猿人の代表:アウストラロピテクス
原人の代表:北京原人、ジャワ原人
旧人の代表:ネアンデルタール人
新人の代表:クロマニョン人、周口店上洞人。

猿人の出現

最初に登場した人類を猿人といい、 アウストラロピテクスなどがこれにあたります。彼らのなかには礫石器れきせっきのような簡単な打製石器だせいせっきを使うものもいました。

猿人のテスト問題

1)猿人に属する代表的な化石人類と、猿人がつかっていた石器を答えない。

化石人類:アウストラロピテクス
   石器:打製石器(もしくは、礫石器)
【解説】アウストラロピテクスは「南の猿」という意味。礫石器は打製石器の一種。

原人の出現

やがて約180~240万年前、原人がアフリカにあらわれます。原人は、言語の使用を始め、ハンドアックス(握斧)などの改良された打製石器を用いました。ホモ=ハビリスやホモ=エレクトゥス(北京原人ジャワ原人など)が属し、氷期を生き抜いた彼らは、アフリカからヨ ーロッバ・東アジア・南アジアにまで広がりました。

原人のテスト問題

1)原人を代表する化石人類を2つ答えよ。

北京原人、ジャワ原人
【解説】ホモ=エレクトゥスは種の名称。北京原人などは具体的な名称。
例として、私たちはホモ=サピエンスという種に属する日本人と言える。

2)原人の用いた打製石器を答えよ。

ハンドアックス(握斧)
【解説】原人といったら、火・言語・ハンドアックスと連想できるようにしたい。

旧人の出現

約60万年前になると、より進化した旧人があらわれました。ドイツで発掘されたネアンデルタール人に代表される旧人は、身にまとう毛皮の加工に必要な剥片石器はくへんせっきを使用し、氷期に適応した生活を過ごしました。また旧人は、現代の人類とかわらない脳容積をもち、死者を埋葬するなど精神文化を発展させました。

旧人のテスト問題

1)旧人を代表する化石人類を答えよ。

ネアンデルタール人
【解説】ネアンデルタール人は、ドイツのネアンデル谷で発見され、その名がつけられた。

2)旧人はどのような打製石器を用いて氷期を過ごしたのか答えよ。

剥片石器
【解説】剥片石器は、礫石器やハンドアックスとは違い鋭利だったため、動物の毛皮などを剥がすことができた。

新人の出現

20万年前にはそれまでの人類(古生人類)とは違い、現代のわれわれと同じ姿の新人(現生人類)が現れました。ヨーロッパのクロマニョン人や中国の周口店上洞人しゅうこうてんじょうどうじんなどがこれに属します。新人は剥片石器を製作する技術をいっそう発展させ、また狩猟のために骨や角で製作した骨角器こっかくきを使用しました。フランスのラスコーやスペインのアルタミラなどの洞窟に描かれた洞窟画は有名です。

人類がこのように 打製石器を使って狩猟・探集生活をしていた時代を、旧石器時代といいます。

新人のテスト問題

1)新人を代表する化石人類を2つ答えよ。

クロマニョン人、周口店上洞人
【解説】それぞれ発見された地名で名づけられている。周口店上洞人は「周口店」の「(山の)上」の「洞窟」で発見されたと覚えたい。

2)新人が使用した骨や角で制作した道具をなんというか。

骨角器
【解説】骨角器はもりや釣り針で使用された。
また、新人は細石器を使用した。細石器が使用された旧石器時代と新石器時代のあいだを中石器時代という。

Have a break!

ここまでが先史時代の人類に関するところです。

登場した化石人類と石器を表にまとめておきました。それぞれの化石人類が登場した時代にどのような石器が使われたか答えられるようにできると良いでしょう。

では、次に新石器時代をどのように迎え、変化していったのか見ていきましょう。

実年代
(年前)
考古年代人類主に使用した道具
500万年前旧石器時代
(打製石器を使用)
猿人(アウストラロピテクスなど)礫器や礫石器
180万年前原人(北京原人など)ハンドアックス
20万年前旧人(ネアンデルタール人など)進化した剥片石器
6万年前新人(クロマニョン人など)骨角器
1万年前中石器時代

新石器時代
細石器(中石器時代)

磨製石器(新石器時代)
4000年青銅器時代
3000年鉄器時代

新石器時代の幕開け

約1万年前に最後の氷期が終わり、気候が温暖になると、新人は地域ごとのさまざまな環境のなかで生活することとなりました。約9000年前の西アジアでは、の栽培とヤギ・羊・牛などの飼育が開始され、食料を自ら生産する生産経済へと移行しました。この頃、これまでの打製石器以外に、石斧や石臼に代表される砂などで磨かれた磨製石器ませいせっきの製作がはじまり、また調理や貯蔵のために使用する土器もつくられました。新石器時代の幕開けです。

新石器時代のテスト問題

1)食料を自ら生産する形態を何という?

生産経済
【解説】最後の氷期が終わり、人類は野生の植物を採ったり動物を狩る獲得経済から、農耕・牧畜の生産経済へと移行した。

2)砂などで磨かれた石臼や石斧などの石器を何という?

磨製石器
【解説】磨製石器が使われた時代を新石器時代という。

都市国家の形成

初期の農業は雨水だけのたよったため、収穫量も少なく、耕地を求めて移動がくり返されていました。前35000年頃からメソポタミアを先駆けとして、農耕に必要な水を人工的に供給する 灌漑農業かんがいのうぎょう がはじまりました。この結果、食料生産が増大してより多くの人口を維持することが可能になり、多くの人口を持つ都市国家が形成されました。

また、戦いや儀式に用いる青銅器が制作され、政治や商業を記録するために文字が発明されました。この時期から人類は、歴史時代へと入っていきます。

都市国家のテスト問題

1)農耕に必要な水を人工的に供給する仕組みの農業を答えよ。

灌漑農業
【解説】灌漑農業により、人口が増え、都市や国家が形成されるようになった。

2)歴史が文字によって記録されるようになった時代を何というか?

歴史時代
【解説】それより前の時代を先史時代という。

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