先史時代の意味・解説・読み方|世界史用語集

先史時代の意味・例文|世界史用語

世界史世界史B

先史時代

Prehistory Ageの意味


主な意味

先史時代とは、文字が発明される前の時代、つまり文献的資料がない時代です。文字に頼ることができないため、遺跡・遺物などを手掛かりに、主として考古学で研究する時代のことを指します。考古年代の解説

先史時代のあとの時代は?

先史時代(と中間期の原史時代)のあとは、文字の記録がある歴史時代へと続きます。歴史時代の解説

猿人・原人・旧人・新人

先史時代に生まれた人類は、その特徴から猿人・原人・旧人・新人に分類されます。彼らは直立二足歩行を行い、打製石器や火を使いました。

それぞれの特徴をチェック
  • 猿人アウストラロピテクスホモハピルス…今から約500万年前にアフリカに出現した。打製石器である礫石器[れきせっき]を用いる。
  • 原人ジャワ原人北京原人…約180万年前に出現し、改良された打製石器(ハンドアックス)と火および言語を使用して狩猟・採集生活を営んだ。
  • 旧人ネアンデルタール人…約20万年前から出現し、剥片石器を使用したり、死者を埋葬するなど精神文化を発達させた。
  • 新人クロマニョン人周口店上洞人…4万年ほど前に出現し、私たちと同じ現生人類(ホモサピエンス)に属する。剥片石器をつくる技術をさらに発達させ、骨角器を用いた。また彼らは集落をつくり、集団墓地(屈葬)をも営んだ。

上記のように、人類が打製石器をもちいて狩猟・採集を用いていた時代を先史時代のなかでも旧石器時代といいます。

クロマニョン人のラスコー洞窟壁画

クロマニョン人と言えば、ラスコー洞窟壁画(ラスコー洞窟画、ラスコー壁画)が有名です。これらの絵はフランス南部のドルトーニュ地方で発見されました。絵の具の材料は、赤土・木炭を獣脂・血・樹液を溶かしてつくられたものです。クロマニョン人の解説

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出典:wikipediaより

参照定義

先史時代の対象範囲は、定義に忠実ならば宇宙開闢以来の時間範囲が該当する。しかし一般的には地球上で生命誕生が起こってからの時代が取扱われ、特に人類が出現してから以降と捉えられることが多い[6][7]。(中略)「先史時代」と「歴史時代」を明瞭に区別する基準は、その時期に記された文献の存在有無による[10]。文字が初めて用いられたのは地域によって異なるが青銅器時代後期から鉄器時代中期の頃と分析されており、この時期から地域的な有史時代が始まる。しかし、先史時代と有史時代との間には神話や伝承など口述記録が伝える「原史時代」または「中間時代」 (Intermediate Age) も置かれる[10]。そのため、歴史家は文字記録だけに頼らず、考古学に代表される自然科学や社会学的分析を取り入れて、太古の歴史(en)に対する解析を行う[10]。出典:wikipedia

参考文献一覧

参考文献

◼︎ウェブサイト

wikipedia-先史時代[見る]
Google earth-パリからドルドーニュ[見る]

◼︎辞書・書籍

『世界史用語集』東京書籍,2019,p5、『詳説世界史研究』山川出版社,2002,p7~12、『詳説世界史改訂版』山川出版社,2009,p21~22『改訂版必修世界史用語集』旺文社,2002,p10、『ニュービジュアル版新詳世界史図説』浜島書店,2008,p12、『世界史辞典』旺文社,1974,p187

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