北京原人の意味・解説|世界史用語
北京原人
Homo erectus pekinensisの意味
主な意味
北京原人とは、50万~60万年前頃に出現したとされる原人です。[原人の解説]
多数の頭蓋骨とともに握斧(ハンドアックス)などの打製石器も発掘され、木炭や灰の痕跡から火の使用が確認されました。[打製石器の解説]
周口店で発見されたけど…
credit:中国駐大阪観光代表処
北京原人は周口店という地域[場所を見る]で発見されました。しかし、北京原人とほぼ同じ場所で発見された周口店上洞人とは別物と考えなればなりません。北京原人は50~60万年前に出現した原人であるのに対して、周口店上洞人は6万~5万年前に出現した新人です。偶然にも近しい場所で発見されたのですが、混合しないように気を付ける必要があります。[新人の解説]
出典:wikipediaより
参照定義
北京原人(ペキンげんじん、Homo erectus pekinensis[注釈 1])は、中国北京市房山県周口店竜骨山の森林で発見された化石人類である。学名はホモ・エレクトス・ペキネンシス。2015年現在はホモ・エレクトス (Homo erectus) の亜種として扱われる。北京原人を含むホモ・エレクトスが生きていた時代は更新世中期である。従来は上記の化石の年代は約50万年前とされていたが、最新の研究では約68万-78万年前と推定されている。
出典:wikipedia
参考文献一覧
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