君主制の意味・解説|世界史・政治用語
君主・君主制
monarch/monarchismの意味
主な意味
君主[くんしゅ]とは、その国を治める最高権威のことです。イメージしやすく言うと、王様です。基本的にその地位は親から子へ、さらにその孫へ、と子孫が代々承継していく世襲制をとっています。そして、君主制(君主政)とは、一人の支配者が統治する政治形態のことを言います。
つまり、君主のいる国は君主制だ、ということが言えます。対して、君主のいない国を共和制と言います。[共和制の解説]
日本は不思議な”立憲君主制”
現在、ほとんどの国では君主制のなかでも君主が統治を行わない「立憲君主制」をとっており、日本も同様です。[立憲君主制の解説] しかし、日本の憲法では、そもそも国家元首(君主)を明記せず、天皇は日本の象徴(象徴天皇制)であるとされています。つまり憲法上では君主はいないのです。ですが天皇は国家元首的な役割を担っているため、実質的に君主は存在している、と言える特殊な国となっています。
出典:wikipediaより
参照定義
君主制(くんしゅせい、英:monarchy, monarchism[1])または君主政[2]・君主主義・君主制主義[1]とは、一人の支配者が統治する国家形態であり[3]、伝統的には君主が唯一の主権者である体制[4]。語源はギリシア語の「モナルケス monarches」で、「ただ一人の支配」を意味する[3]。君主が皇帝である君主制は「皇帝制 imperialism」と言う[5][6][注釈 1]。君主制の対義語は共和制(republic)や共和主義(republicanism)である。wikipedia
君主・君主制の参考文献
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