アウストラロピテクスの意味・解説|世界史用語
アウストラロピテクス
Australopithecusの意味
主な意味
アウストラロピテクスとは、400万年前ころに出現したとされる猿人です。南アフリカ各地で化石が発見されており、”南の猿”を意味します。[猿人の解説]
アウストラロピテクスは、直立歩行をし、礫石器を使用しました。[打製石器の解説]
ホモ=ハピリスという猿人
250万年前になって、さらに進化した猿人がアフリカに登場しました。これが最初のホモ属のホモ=ハピリスで、脳は大きく、丸い頭蓋骨は人類型の顔を示しており、大腿骨はアウストラロピテクスに比べて、現代人にきわめて近い特徴をもっています。
有名な化石”ルーシー”
credit:national geografic
アウストラロピテクスのなかでも特に有名な化石は、1974年にエチオピアで発見されたルーシー(アウストラロピテクス・アファレンシス)です。ルーシーは身長1mで類人猿的な構造も残っていますが、骨盤の形から二足歩行していたことが分かり、一時は最古の猿人とされました。この「ルーシー」というのは愛称で、発掘隊のキャンプで流れていたビートルズの”Lucy In The Sky With DIamonds”から名づけられました。
出典:wikipediaより
参照定義
アウストラロピテクス (Australopithecus、’南部の猿’、’南猿’の意) は、哺乳類霊長目(サル目)ヒト科の絶滅した属であり、化石人類の一群である。身長は120センチメートル台 – 140センチメートル台くらいで、脳容積は現生人類の約35%の500ミリリットル程度であり、チンパンジーとほとんど変わらないが、骨格から二足歩行で直立して、歩く能力を持つと考えられている。出典:wikipedia
参考文献一覧
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